平成ドラマとテーマソング

テレビをほとんど見ない人生を送っている。正確に言うと地上波を見ない。テレビの前に座るのはFire TVでAmazon Prime VideoやYouTubeを見るときであって、地上波ではない。

そんな私だが、幼い頃はかなりのテレビっ子だった。ドラマ、バラエティ、音楽番組、アニメと、今では考えられないくらい幅広く視聴していた。

ここからは当時見ていたドラマに焦点を当てて紹介していく。小・中学生の多感な時期だったこともあって、これらの作品には大きく影響を受けている。

テーマソングも素晴らしいので合わせて紹介する。

言わずもがなの有名な少女漫画原作のドラマ。原作を読んでいないので差異はわからないが、ドラマとしてすごく好きだ。

テーマソングはB'zの「Calling」。各話終盤で流れ出し、そのままエンディングに移行していた気がする。イントロからテンションが爆上がりする曲。

速水真澄役の田辺誠一が二枚目のお手本という感じで非常に格好いい。それで北島マヤ役は安達祐実なのだからすごいなって思う。

なにがすごいって、キャラクターの年齢差を考えてほしい。十一歳差らしい。皆まで言うな。

堂本剛演じる主人公が1999年から1995年にタイムスリップを繰り返し、2000年を迎えられない話。このドラマがとにかく好きで好きでたまらない。

テーマソングはKinki Kidsの「やめないで, PURE」。Kinkiにしてはダークな印象の曲（知らんけど）。ドラマを意識した歌詞が節々に見られて良い。

ただ、二番の歌詞の"ShadowにDevil"はちょっと……語尾に（笑）をつけたくなる。それも含めて好きなのだけれど。

劇中の音楽はcobaが担当しており、独特の世界観に拍車をかけている。

どうか死ぬまでにDVD・ブルーレイ化、もしくは配信してくれと祈っているが、ややこしい事情があるようなので叶わぬ願いかもしれない。

ギャルの深キョンが海辺で雑貨屋を営む話。ユンソナもいる。てっきり服屋だと思っていたけれど、Wikipediaが雑貨屋だと言うので準じておく。

無料で視聴できたので一話だけ視聴。服装やメイクからひしひしと平成を感じられて興味深かったが、「よく好きでこのドラマを見ていたな」と思ってしまった。今の私にとっては主人公の性格が苦手すぎる。大人になるって悲しい……。

テーマソングはTime Fellowshipの「seed」。有り体な言葉で言うとエモい。主人公と真逆のような繊細な歌詞とリズム。いや、ひょっとすると主人公そのものかも。日暮れに聴きたい曲。

学校が急にどことも知れない砂漠のど真ん中に飛ばされる話。勿論、校内にいた先生や生徒たちも一緒に。

これも内容はうろ覚え。黄色い服の先生、テーマソング、そしてあのラストシーンが印象的だ。登場人物のある女の子が、「泣くとカロリーを消費するので止めた方がいい」というようなことを言っていたのも記憶に残っている。

テーマソングは山下達郎の「LOVELAND,ISLAND」。この中で最もよく聴いている曲。陽射しの照り付ける南の島が思い浮かぶような、一見、ドラマとは合っていない雰囲気なのに、なぜかすごくフィットしている。有り体に言うとエモい。

私はエモい以外の言葉を学んだ方がいいかもしれない……。